子どもの矯正Child Orthodontics

きれいな歯並びはお子様の財産になります。

成長期にあるお子様は、体だけでなく、お顔や顎、歯もどんどん成長していきます。
当院では、お子様の成長の速度を見守りながら、成長後をイメージして、
矯正治療のベストなタイミングや使用する装置をご提案します。
乳歯が揃ってきたら、一度ご相談ください。
できるだけ負担のない治療を目指しています。

小児矯正
(Ⅰ期治療・準備矯正)

=歯並びの土台作り

一般的に歯が生え始める3歳~、あるいは乳歯と永久歯が混在する小学生の時期に行なう矯正治療です。
成長が著しい幼児期の小児矯正では、歯というよりも、永久歯を並べる土台(顎骨)の形を整える治療がメインとなります。顎の歪みへのアプローチは、この時期に開始する方がより良い治療結果へとつながります。

小学校高学年・中高生の矯正
(Ⅱ期治療・本格矯正)

=仕上げの矯正

永久歯が生え揃ってから行なう矯正治療です。現状の土台(顎骨)の形を生かして、その上に歯をきれいに並べていく治療がメインです。顎骨の形はおおよそ完成していますが、まだ多少は微調整が可能な場合があります。
成人矯正と治療内容はほぼ同じですが、10代は組織が柔軟なので歯が動きやすく、比較的短期間で治療が進むという利点があります。

Merit中高生の時に矯正治療をする
メリット

成人向けの矯正装置を使えるほか、大人よりも柔軟に歯を動かしやすく、
歯肉が下がるなど矯正治療の副作用が出にくいなどメリットがたくさんあります。
同じ10代であっても、18歳よりは13歳に治療を開始した方が、メリットが得られやすくなる傾向があります。

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  • 組織が柔軟で歯を動かしやすく、治療が短期間で済む場合が多い
  • 骨格が完成する前なので、顎やお顔立ちの歪みを抑えることができる
  • 小学生に比べて、自宅ケアをしっかりと行える精神力がある
  • 健康な噛み合わせと美しい歯並びを早めに手に入れて、受験や就職の時に悩まないようケアができる
  • コンプレックスが解消し、笑顔に自信が持てる

体にやさしい
子ども矯正

当院では、お口の中だけを見るのではなく、子どもたちの体の成長と発育を考えた治療を行ないます。

  • 取り外しが可能な装置
    お子さまご自身で取り外しが可能な装置を使うことが多いです。 着脱が簡単で、痛みもほとんどなく、学校や習い事では外しておけるので子どもたちにとって安心な治療です。
  • 永久歯の抜歯をできるだけ回避
    早期に矯正治療をスタートさせることには、多くのメリットがあります。顎の成長発育を誘導するので顔の骨格が整います。その結果、永久歯の抜歯をしないですむ可能性が高くなり、治療結果が良好になります。治療期間は長くなりますが、「できるだけ子どもたちの負担を少なくしたい」、そんな思いで治療に取り組んでいます。
  • 心身の健康を育む
    実は生活習慣が、顎の成長や歯並びに大きく関係しています。
    たくさん歩いて体を動かし、正しい食事をすることは、健全な心身を育むための基本です。心身ともに健康な子どもたちは、良い姿勢ができて、たくさん顎を動かしてご飯が食べられます。このように正しい生活習慣が身につけば、顎の成長が良好で、歯並びも良くなるのです。
    当院ではお口の中だけでなく、姿勢や食習慣についてもアドバイスします。

子どもの矯正装置の種類

キッズマウスピース矯正

当院では、お子さまの年齢や症状に合わせたマウスピース矯正もご提案可能です。弾力性があるので、接触が多いスポーツをされているお子様におすすめです。
取り外しができるため、食事や歯磨きが衛生的ですが、装着時間を守らないと治療結果に悪影響が出るため、お子様の根気が必要です。

プレオルソ(PREORTHO)

久歯に生え変わる前の、骨の柔らかい小児矯正のⅠ期治療に使用します。
歯並びや咬み合わせの改善を図ると同時に、トレーニング法を実践することで、お口の発達を促し、口呼吸から鼻呼吸への改善を促します。口呼吸やお口ポカンが続くと歯並びが悪くなるだけでなく、口が乾きやすくなることで風邪をひきやすくなったり、虫歯になりやすくなる、口臭や鼻がつまる原因になる恐れがあります。

プレオルソの治療効果

  • 歯ならびの改善
  • 受け口や出っ歯の改善
  • 咬み合わせの改善
  • 口呼吸を鼻呼吸へ
  • お口ポカンの改善
  • 発音や飲み込み方の改善

口周り筋肉トレーニング(MFT)による矯正

舌を正しい位置に置くことで顎の筋肉を鍛え、鼻呼吸へと導きます。筋肉を鍛えることで歯列矯正をしていく装置です。
症例によってはトレーナーを装着して矯正の補助を行う方法もあります。

Ⅱ期治療・本格矯正

  • ワイヤー矯正

    ワイヤーによってお口の中全体の歯並びを整える、まざまな症例に適用できる装置です。マウスピースなどと比べると目立ちやすい装置ですが、ブラケットを白にすることで比較的目立たなくすることも可能です。

  • ハーフリンガル矯正

    ワイヤーによってお口の中全体の歯並びを整える装置です。口を開けた時に、装置が目立ちにくく、接客業など、人目に触れることが多い方に向いている装置と言えます。

  • 裏側(リンガル)矯正

    お口の中全体の歯並びを整える装置です。一般的なワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、接客業など、人目に触れることが多い方に向いている装置と言えます。

  • 部分矯正(ワイヤー)

    特定の歯にだけワイヤーを装着し、その部分の歯並びを整える装置です。前歯のみの治療やマウスピースの補助的な役割で使用することが多い装置です。

Flow

小児矯正の流れ

  • 01

    Ⅰ期治療(小児矯正・準備矯正)3~12歳前後

    乳歯と永久歯が混在する時期に行ないます。
    土台となる顎骨の成長をコントロールし、歯が正しい位置に並ぶよう導く治療を行ないます。
    ムーシールドというマウスピース型の装置を就寝時に装着するなどして、骨の形を整えていきます。
    同時に虫歯予防の習慣をつけ、歯並びを悪くする癖を治し、お口まわりの筋肉を強化し正しく機能させる口腔筋機能療法(MFT・舌や唇のトレーニング)を指導します。
    軽度の不正咬合であれば、Ⅰ期治療のみで歯並びが改善し治療を完了させることができます。

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  • 02

    Ⅱ期治療(成人矯正・本格矯正)13歳~

    顎の成長がある程度完了し、永久歯が生え揃ってからの治療をⅡ期治療といい、内容は成人矯正と同じです。
    ブラケットやマウスピースなどの矯正装置を使って歯を少しずつ移動させ、歯並びを整えます。
    顎骨の広さ・大きさに対して、歯が多すぎる・大きすぎる場合は、必要に応じて抜歯を行なうこともあります。

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  • 03

    保定期間

    Ⅱ期治療が完了し、矯正治療が完了した後も、歯の後戻りを防ぐために保定装置という取りはずし可能な装置を1~3年装着します。

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保護者の皆さまへ

きれいな歯並びはお子様にとって一生の宝になります。
見た目だけでなく、正しい噛み合わせになることで、お子さまの全身の健康、集中力の向上へとつながります。

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